「うちの子は、おやつしか食べない」
「食事のときに、集中して食べてくれない」
小さなお子さんを持つ親御さんで、このような悩みを抱えている方は多いですよね。
そこで今回の記事では、子どもの食べムラを改善するコツを紹介します。
食べムラとは
食べムラとは「食事を食べる時と食べない時の差の激しさ」のことです。
自我の芽生えが始まる2歳ごろから、食べムラが始まると言われています。
また子どもは遊びなどに集中すると、食事の時間になってもなかなか食べないこともあるでしょう。
子どもの食べムラの対処法
栄養バランスは1週間単位で考える
栄養バランスは1回当たりの食事で、以下の比率にすると理想的だと言われています。
主食(炭水化物):副菜(ミネラル):主菜(タンパク質)=3:2:1
しかし食べムラがある幼児期には、1食で摂取するのは難しいです。
そこで食事の回数を増やしたり、おやつなどで不足しがちな栄養素を補う必要があります。
また食べムラのある幼児期では、栄養バランスを1日あたりで計算するのは厳しいです。
そのため、必要な栄養素を1週間単位で考えることが大切だと言われています。
他のものに混ぜて食べさせる
お子さんが嫌いな食材を食べようとしない時は、別の料理に入れて食べさせるといいですよ。
例えばお子さんが野菜が嫌いな場合、ハンバーグや卵焼きに混ぜて食べられるようにするのも一つの手段です。
また「シチューやカレーにすれば、嫌いな野菜が入っていても食べられる」というお子さんも多いですよね。
食への興味を持つきっかけを作る
子どもは3歳を過ぎれば「野菜を洗う」「台を拭く」など、簡単なお手伝いが出来るようになります。
親御さんが料理している姿や、食事が食卓に並ぶまでの過程を教えましょう。
子どもに食の大切さを教えることを食育といい、この活動は食べムラの解消に繋がる可能性があります。
また家庭菜園で野菜を育てることも、お子さんが食への興味を持つきっかけ作りになりますよ。
自分で育てた野菜を収穫することで、より身近に食の大切さを感じることができるでしょう。
まとめ
食べムラの対処法は、まず栄養バランスを1週間単位で考えることです。
1回の食事で栄養分が不足したなと思ったら、おやつなどでカバーしましょう。
またハンバーグやカレーなど、お子さんが好きな食べものに嫌いな野菜を混ぜることも一つの手段です。
お子さんは3歳以上になると、簡単なお手伝いが出来るようになると言われています。
家庭菜園などの食への興味を持たせる活動も、食べムラ解消に効果的です。
ぜひ上記の方法を、試してみて下さい。